ハロプロ好きの雑記。
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Twitter発トンデモ唯梓物語。BGMはゆら帝。
夢を見た。
夢のなかで、わたしはタコになっていた。
綺麗な海の珊瑚の穴場がわたしのお家になった。
ぬるぬる絡まる8本の、自分の細い足を見てまず最初に思ったのは、これじゃあギー太が弾けないってことだった。
憂に助けてもらおうとしたけど、この姿では料理されちゃうかもと思うととても行動に移せそうにない。
わたしはただの磯に住むタコ。
この姿じゃああずにゃんにも抱きつけないって思った。ぎゅってするの嫌みたいだし、こんな姿じゃぬるぬるだし気持ち悪いよね。
でも、よく考えてみたんだ。
…そしたら、結構な名案を思いついちゃった。
悪いわたしが言ったんだ。
あずにゃんがもしタコになったわたしを気持ち悪がってもだいじょうぶだよ、って。
ーーーこの8本の足で、あずにゃんを閉じ込めてしまえばいいよ、って。
「タコになりたい、ですか?」
「うん。タコさんだよ」
「また突拍子もない…」
やれやれ、しょうがないですねえ。なんて、いつもみたいに呟いて、肩を竦めたあずにゃん。
せっかくの日曜日なのに家まで来てくれて、練習に付き合ってくれるところが大好き。わたしはあずにゃんが大好きだ。
…だから、
タコになりたい。
悪いわたしが顔を出してから一週間、わたしはもうタコになりたくて仕方なかった。なれるわけないのは分かってるけど、でも。"あずにゃんを閉じ込める"って、凄く素敵な考えだなって思うようになった。
人の嫌がることはしちゃダメだってことくらい知っている。
でも、タコになる妄想が止まらない。あずにゃんのためにタコになって、あずにゃんをこの腕に閉じ込めるという空想。
悪いわたしが教えてくれたこと。授業中やギー太を弾いてる時。お風呂の時間や寝る時は勿論、ティータイムの時ですらそれはちらつく。
最初はぎゅってするだけでよかったのに、それなのにいまは、こんなに恐ろしい考えがぐるぐる頭を回ってる。
8本の足で、縛り付けるみたいにして、あずにゃんの自由を奪いたい。吸盤でその肌を撫でてあげたい。きゅう、って吸いついて、あずにゃんの滑らかな肌の感触。真っ白な肌を、わたしのスミで真っ黒にしてみたい。夏のあずにゃんよりも真っ黒に。
「タコなんかになって、どうするんです?」
「うーん…」
ーーーーー閉じ込めたい。
足で、吸盤で、スミで、あずにゃんを、……。
言えるわけない。
言ったら、悪いわたしがいることがあずにゃんに知られちゃう。
(ふたりっきり)
わかってる。いまタコになれたら、あずにゃんは、
(閉じ込めて、縛り付けて、)
あずにゃんに嫌われる前に、
(嫌われる前に、わたしのもの)
もう、我慢できなかった。
いよいよ顔を出した、悪いわたし。
「だいたい、なんでタコなんですか…」
あずにゃんにそっと近づいて、ポツリと言う。
ほぼ無意識のうちだった。まるでタコになったみたいな心地さえした。そんな、滑らかな動きでわたしはあずにゃんに近づいた。
「あずにゃんのためだよ」
「…、…はい…?」
「あずにゃんがすきだから」
「…っ、ぇ…」
あずにゃんは怖がっているような、笑っているような、そんななんとも言えない表情を浮かべて、ほんの数センチわたしから離れた。
あずにゃんは確かに逃げた。
タコになったわたしから、気持ち悪いって逃げたんだ。
わたしがタコならあずにゃんはきっと綺麗な二枚貝で。だけどわたしはあずにゃんが大好き。
獲物を捉えるタコよろしく、わたしはあずにゃんとの距離をじりじりとつめながら、気持ちがいいあずにゃんの髪をさらさらと撫でる。
恐怖にゆがむあずにゃんの顔。真っ黒にしてみたい。吸盤で吸いついてみたい。
ううん、食べてみたい。かわいいあずにゃんのこと、ぎゅっとしっかり捕まえて、それから食べてみたい。
二枚貝じゃなくでも、あずにゃんなら、サザエでも、ホタテでも、クラゲでも、ワカメでも食べてあげる。イカだったとしても。あずにゃんはわたしのもの。どんなあずにゃんもだいすきなんだ。
「唯せんぱい…顔、こわいです」
「タコみたいな顔してる?」
「…、」
わたしはただの磯に住むタコ。
いまだけは、いまだけは。
(縛り付けて、染め上げて)
ねえ、あずにゃん。
夢のなかで、わたしはタコになっていた。
綺麗な海の珊瑚の穴場がわたしのお家になった。
ぬるぬる絡まる8本の、自分の細い足を見てまず最初に思ったのは、これじゃあギー太が弾けないってことだった。
憂に助けてもらおうとしたけど、この姿では料理されちゃうかもと思うととても行動に移せそうにない。
わたしはただの磯に住むタコ。
この姿じゃああずにゃんにも抱きつけないって思った。ぎゅってするの嫌みたいだし、こんな姿じゃぬるぬるだし気持ち悪いよね。
でも、よく考えてみたんだ。
…そしたら、結構な名案を思いついちゃった。
悪いわたしが言ったんだ。
あずにゃんがもしタコになったわたしを気持ち悪がってもだいじょうぶだよ、って。
ーーーこの8本の足で、あずにゃんを閉じ込めてしまえばいいよ、って。
「タコになりたい、ですか?」
「うん。タコさんだよ」
「また突拍子もない…」
やれやれ、しょうがないですねえ。なんて、いつもみたいに呟いて、肩を竦めたあずにゃん。
せっかくの日曜日なのに家まで来てくれて、練習に付き合ってくれるところが大好き。わたしはあずにゃんが大好きだ。
…だから、
タコになりたい。
悪いわたしが顔を出してから一週間、わたしはもうタコになりたくて仕方なかった。なれるわけないのは分かってるけど、でも。"あずにゃんを閉じ込める"って、凄く素敵な考えだなって思うようになった。
人の嫌がることはしちゃダメだってことくらい知っている。
でも、タコになる妄想が止まらない。あずにゃんのためにタコになって、あずにゃんをこの腕に閉じ込めるという空想。
悪いわたしが教えてくれたこと。授業中やギー太を弾いてる時。お風呂の時間や寝る時は勿論、ティータイムの時ですらそれはちらつく。
最初はぎゅってするだけでよかったのに、それなのにいまは、こんなに恐ろしい考えがぐるぐる頭を回ってる。
8本の足で、縛り付けるみたいにして、あずにゃんの自由を奪いたい。吸盤でその肌を撫でてあげたい。きゅう、って吸いついて、あずにゃんの滑らかな肌の感触。真っ白な肌を、わたしのスミで真っ黒にしてみたい。夏のあずにゃんよりも真っ黒に。
「タコなんかになって、どうするんです?」
「うーん…」
ーーーーー閉じ込めたい。
足で、吸盤で、スミで、あずにゃんを、……。
言えるわけない。
言ったら、悪いわたしがいることがあずにゃんに知られちゃう。
(ふたりっきり)
わかってる。いまタコになれたら、あずにゃんは、
(閉じ込めて、縛り付けて、)
あずにゃんに嫌われる前に、
(嫌われる前に、わたしのもの)
もう、我慢できなかった。
いよいよ顔を出した、悪いわたし。
「だいたい、なんでタコなんですか…」
あずにゃんにそっと近づいて、ポツリと言う。
ほぼ無意識のうちだった。まるでタコになったみたいな心地さえした。そんな、滑らかな動きでわたしはあずにゃんに近づいた。
「あずにゃんのためだよ」
「…、…はい…?」
「あずにゃんがすきだから」
「…っ、ぇ…」
あずにゃんは怖がっているような、笑っているような、そんななんとも言えない表情を浮かべて、ほんの数センチわたしから離れた。
あずにゃんは確かに逃げた。
タコになったわたしから、気持ち悪いって逃げたんだ。
わたしがタコならあずにゃんはきっと綺麗な二枚貝で。だけどわたしはあずにゃんが大好き。
獲物を捉えるタコよろしく、わたしはあずにゃんとの距離をじりじりとつめながら、気持ちがいいあずにゃんの髪をさらさらと撫でる。
恐怖にゆがむあずにゃんの顔。真っ黒にしてみたい。吸盤で吸いついてみたい。
ううん、食べてみたい。かわいいあずにゃんのこと、ぎゅっとしっかり捕まえて、それから食べてみたい。
二枚貝じゃなくでも、あずにゃんなら、サザエでも、ホタテでも、クラゲでも、ワカメでも食べてあげる。イカだったとしても。あずにゃんはわたしのもの。どんなあずにゃんもだいすきなんだ。
「唯せんぱい…顔、こわいです」
「タコみたいな顔してる?」
「…、」
わたしはただの磯に住むタコ。
いまだけは、いまだけは。
(縛り付けて、染め上げて)
ねえ、あずにゃん。
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