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ハロプロ好きの雑記。
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えっちい梓憂。
果たして指を挿入しただけでこんなに痛いものなのかと。
とりあえずカートには謝ろうと思います。




「何か弾いてくれないかな…?」
「いいよ、滅多にない憂のお願いだもん。叶えない訳にはいかないよね」

私のわがままに答えて梓ちゃんがニルヴァーナの曲を弾いてくれた事があった。


「梓ちゃん、本当にカートみたいで恰好良かったよ」

言うと梓ちゃんは嬉しそうに、でもちょっと恥ずかしいのかはにかんでいた。
そして、私の頭を撫でて、こんな事を言って笑った。

「私がカートなら憂はコートニーだね。性格とかはコートニーとは正反対だけど」

…その言葉は凄く嬉しかったけれど、それを聞いて思い出す悲しい事があった。
私が梓ちゃんと付き合い始めた時、皆は私のことを悪いように言った。
丁度学祭ライブで梓ちゃんの人気も出たし、そんな時に梓ちゃんと付き合う事になった私の言われ様は散々だった。「梓ちゃんが欲しかったから、自分も余計に姉の世話を焼いて軽音部に介入して近づいた」なんて言われてしまった事があった。コートニーもそんな事を言われていたし、どうしても悔しくて仕方なかった。
しかし、私が梓ちゃんに近付くためにお姉ちゃんをお世話したなんてそれは大きな間違いで私は梓ちゃんと知り合うずっと前からお姉ちゃんがお姉ちゃんとして好きだし、
私と梓ちゃんが恋人に至るまでには本当に色々あったのだった。
梓ちゃんに何かある度、私が疑いの目で見られた。右を向いても、左も、前も後ろも。すぐに飲み込まれてしまいそうな人混みの中。
そんな時にはいつも、梓ちゃんが手を引いてくれた。
お姉ちゃんもそうだった。離ればなれにならないように、って笑って、いつも。

「憂」

どんな時でも優しい梓ちゃんが大好き。

「……梓ちゃん」

名前を呼ぶと照れくさそうにするところも、ちょっと素直じゃなくて強情なところも全部全部。

「憂、はぐれるよ…離さないでね」
「…うん、わかった……」

生徒たちがごった返す廊下。行き着くところは一緒なのに、“一瞬でも見失いたくないから”、そう言って梓ちゃんは、私の手を引いて小さな体で人混みをかき分け歩く。
いつだってそうだった。どんな時もありったけの優しさをくれる梓ちゃん。いつだって真剣に、直向きに接してくれる。
その事に対して、感謝の気持ちを伝えた事がある。ありがとう、でもどうしてそんなに精一杯優しくしてくれるの、と。すると梓ちゃんは自信たっぷりにこう答えた。

「どうせやるなら、だんだん錆び付いてくよりも今燃え尽きた方が良いんだよ」

……ぐぐっと手を引かれて、人混みを抜けた。





彼女は私の母性本能を擽る何かを持っていた。
私も本当は守られるより守りたいなんて思ったりする。
彼女は強い優しさや強烈な強さを見せることもあれば、同時に壊れそうな程に繊細な一面や、子供っぽい甘えたな部分もその裏にはあった。
そしてそんな梓ちゃんだから、私に触れる事に臆病になっている部分もあった。

「憂、まさか、まだ梓としてないの?」

ある休日に親友に勇気を出して打ち明けたのに、溜め息を吐かれながらそんな風に言われたら、頷くしか無かった。

「……うん」

純ちゃんは良き相談相手だったし、私たちの事を温かく見守ってくれていた。
それでもしびれを切らしたのか率直に私に聞いてきたのだ。さすがに一年以上も付き合っていたら、次の段階へと進むべきだ、と彼女は私に助言した。



そんな事を思い出していたのは私たち以外誰もいなくなった部室。
梓ちゃんのギターの音が響く。
暗くなってきた。薄く闇を抱いた部室、僅かに風に揺られるカーテンから、焼けつくような夕日の赤色が漏れる。

「梓ちゃん。えっと…今日も泊まりに行って良いかな…? お姉ちゃん、律さんの家で…」

勇気を振り絞ってやっとの事で言うと梓ちゃんはギターを弾く手を止めてゆっくりと顔を上げた。

「あぁ、うん。良いよ。先輩たち勉強会だったっけ」
「おうちの人に迷惑じゃない…?」
「大丈夫。お母さんも憂が来るとご飯作るのが楽って言ってたし」
「うん…」

梓ちゃんのお母さんも毎日来て良いのよって言ってくれたし、お父さんも大歓迎だと言ってくれた。梓ちゃんの両親はとても優しい。…でも、やっぱりこうも毎日通うと迷惑だったりするんじゃないかとか。

「憂」

私を見つめて梓ちゃんが言う。

「……おいで?」

傍にムスタングを立て掛けて、長椅子に座ったまま腕を広げて微笑みこちらを見上げる彼女に、胸が高鳴る。梓ちゃんの“おいで”は私たちの中で、所謂一つのお決まりとなっていた。
そしてそのサインを無意識のうちに受諾して、まるで磁石のように、私は近づく。長椅子に座る彼女の目の前に立つ。
真っ直ぐな瞳に射抜かれて堪らず俯く。私は恥ずかしくて梓ちゃんの顔を見ることが出来ないのに梓ちゃんは私の顔を見ているのが本当にずるいと思う。
倒れるように腕に飛び込めば、梓ちゃんの温もりに包まれる。力を抜いた私を小さな体でしっかり抱き締めてくれる。
私が独りの家に帰るのが寂しいのを分かってくれているから。
私が部活の時間にここにいる理由なんて無いのに、そして部活はもうとっくに終わっているのに、こうして二人きりで残っているのも、帰りたくないから。
帰りたくないくせに、梓ちゃんとずっと一緒にいたいくせに、なかなかそれを梓ちゃんに言えなかったから。梓ちゃんはそんな私を何も言う事無く、今まで待っていてくれたのだ。

「…梓ちゃん………」
「……うん」

梓ちゃんの左手が頬にかかる。
すぐに、唇に柔らかい感触。

「んっ……、…ぅ……」

ゆっくりと目を閉じて、全てを委ねた。
梓ちゃんの左手が私の肩を抱いて、もう片方の指の先で顎のラインから首筋を撫でられる。
くすぐったい…けど、気持ち良い。本当はもっとして欲しい。肌にかかる息遣いを感じながら、私はそっと梓ちゃんの身体に腕を回す。

「…っん………」

目を開けて梓ちゃんの表情を見ていたいけど、甘い口付けに応えるだけで精一杯だし、梓ちゃんがどんな顔をしているのか凄く気になるけどそれよりも怖い。
もしかして私が気付いてないだけで梓ちゃんは私の顔を見ているのかも分からないし、もしそうなら梓ちゃんには今の私の顔がどう映っているんだろう。
触れていた唇が遠慮がちに離れる。それが凄く惜しくて、離れる寸前にもう一度だけ唇を押し付けた。
そういえば、キスするようになったのも私がして欲しいと言ってからだ。

………なら、今回も仕掛けるのは私でなくてはならないだろう。

微笑みながら私の前髪を指で梳いて、梓ちゃんは耳元で甘く囁く。

「憂、……すきだよ」
「…私も梓ちゃんが好きだよ」

梓ちゃんは笑った。
梓ちゃんはそれだけで満足してしまうのだ。だから発展しない。私も最初は仕方ないと思っていたのだけれど、純ちゃんに、そして周りの友人が大人の仲間入りをしていく事に急かされる最近は我慢している事が苦痛になってきた。

「…梓ちゃんは、私に触りたくない?」
「………え?」
「私じゃ嫌なの…?」
「う、憂……?」
「……だめ…かな」

うい、と名前を呼ぼうとした唇を塞いでから、肩に手を置いて彼女を見下ろした。
ブレザーを自分で脱いで、リボンの紐も解いた。
目を見開いたまま呆然としている梓ちゃんに言う。

「…梓ちゃん、早く」
「早く、って…、えっと……?」
「早くして。冷めちゃうから」
「憂、っ…?」

小さな手を掴んで、私のシャツのボタンを外させる。
心配そうに見上げてきた顔に微笑み掛けると、梓ちゃんは頷いて、丁寧な手つきで残りのボタンを外し始めた。
そんな梓ちゃんをじっと眺めているうちにシャツのボタンがとうとう全部外れてしまうと、梓ちゃんは次はどうすれば良いのかと一瞬考えた。やがて背中に腕を回されてブラのホックも外された。
ここまで仕掛けてみたものの、これから起こる事への期待と緊張でやっぱり身体が強張ってしまう。
そんな私に気付いているのかいないのか、梓ちゃんはごくりと息を飲んで、私の身体を引き離して、じっと見つめてくる。大丈夫だよ、と言うと梓ちゃんの表情も変わったような気がする。
夕日の中に妖しげに輝く猫―――というよりは狼みたいにぎらぎら光る瞳から目が離せない。絡め取られてまるで捕まってしまったかのよう。

「……憂、本当に良いの?」

その声にも何か、熱が籠ったような気がした。

「…良いよ。梓ちゃんだもん」
「ごめん、もう止まらないよ、」

そして梓ちゃんは目を細めて眩しそうに私を見た。
もう彼女は狼だった。欲望を剥き出しにして、私をより強く抱き締めてくれた。

「ぁ…っ…」

吐息と共に小さな声が口から漏れる。
ぴくんと身体が跳ねた。梓ちゃんの左手が腰の辺りをそっと撫でたからだ。

「…憂、ずうっと一緒。憂は私のコートニーだよ」

陶酔したように言う梓ちゃんに見とれながら、夢心地の頭でこんな事を考えた。
それならあなたは私のカートだ。私にとってのビッグスター。永遠のスターだと。
……でも。

「いなくなっちゃ嫌だよ?」
「…え?」
「カートみたいに、私を一人にしちゃ嫌だよ?」
「…、する訳無いでしょ」
「…ん、………っ」

熱っぽく囁かれて、脇腹を指先でつつっとなぞり上げられた。
…また、身体がぴくりと反応した。普段ならただくすぐったいだけなのに、本当に感じ方が違う。身体が熱くなる。もっと、もっとして欲しい。

「憂と一緒にいたいから、今日も家においで」
「うん、…ん」

私の反応に、梓ちゃんはまるで可愛がっている猫に向けるような、そんな笑みを浮かべていた。なんだか…楽しそう。
そんな表情に期待は膨らむ。初めて見る梓ちゃん。また新しい一面を知れるんだ。
ねだるように上目遣いで見つめると梓ちゃんは、私の頬に手を添えて顔を近づけ、そのまま優しく唇を触れ合わせる。

「ん…、…んんっ……ぁ、…」

柔らかい感触に堪らず目を閉じると、ぺろりと唇を舐められた。
これも初めての事。背中に電気みたいな何かが走る……ゾクゾクして、だらしなく口を開けてしまうと一瞬の隙をついて梓ちゃんの舌先が口の中にするりと滑らかな動きで入ってくる。
梓ちゃんの手をぎゅっと握って、もっともっと梓ちゃんを感じようとした。時折キスが気持ち良すぎて手を強く握りすぎてしまう。それでも梓ちゃんは何も言わないでいてくれる。

「ぅ、…んぅ…っ、………」

くちゅ、と部室に澄んだ水音が響く。
梓ちゃんの舌が私の口内を暴れまわる。私は迫り来る快感にたじろぎながらも必死に梓ちゃんの舌に自分のそれを絡める。
互いの息が荒くなっても、まだ足りない。もっと、もっと欲しい。
不意に梓ちゃんの指先が私の背中をなぞった。

「ん、んぅっ……!」

またぴくりと身体が跳ねた。でもそんな事には構わず更に舌を絡まされて、頭の芯がぼうっとしてきて、梓ちゃんしか考えられない。
そしてふいに、魔法が掛かったみたいにかくん、と身体から力が抜けた。

「憂……」

すると唇を離して、梓ちゃんが耳元で私の名前を囁いた。強く抱き締めて、私を支えてくれる。
そんな梓ちゃんの首筋に私は顔を埋めて、その匂いを鼻腔いっぱいに吸い込む。…梓ちゃんの匂い。大好きな匂い。
私が梓ちゃんと一緒のシャンプーを使ってみてもこの匂いにはならなかった。梓ちゃんだけの匂い。特別な香り。

「…憂?」
「……好き………」

私だけのカート。
梓ちゃんは照れていたけれどやがて、わたしも憂がすきだよ、と囁いて、私の身体に手を伸ばした。

「…っ、…ん」

また、ピリッと電気が走る。
梓ちゃんは私の反応にほうっと息を吐くと私の首筋に唇を、舌を這わせる。
……おかしくなりそうだ。息だってこんなにも荒いし、声だってこんなに。
首の辺りに少しの痛みを感じて気付いたことがある。
私の首筋にひたすら痕を遺している梓ちゃん。

「…っ、ぁ…は、……っ」
「ん…っ、憂…」
「ぁっ、あと…見えちゃう………」
「ん…見せておこうよ、“平沢憂は中野梓のものです”って」
「…!……はずかしいよ…」
「恥ずかしくない」
「…やっ、だ…め…ふぁ、」
「だめじゃない。…良いじゃん、痕を見たらもう誰も憂の事悪く言えないよ」
「…そう、かなぁ……」
「そうだよ」

梓ちゃんの唇と舌が肌に吸い付く。上気した私の肌に、絵の具を落としたようにたくさんの赤が舞う。
痕を付けられる度にかあっと熱くなって、もうどうにかなりそうだ。
…じいっと何かを見つめる梓ちゃん。
視線の先には胸の先端。そこは更なる快感を求めてはしたなく反り立ち、本当に恥ずかしい。

「…あ、梓ちゃんっ……」
「……、すごい、」
「……っ」
「こんな風になるんだね……」

笑って試すような顔でこちらの顔を覗き込んでくる。
―――意地悪。恥ずかしい事を私に言わそうとしている。だけど、そんな梓ちゃんにすらゾクゾクしてしまう私も相当なものだと思う。
仕掛けたのは私だった筈なのに、完全に梓ちゃんのペースで事が運んでいた。
そして私自身も梓ちゃんに全てを委ねてしまいたい。そんな願望もあるのを隠せなかったのか、私の口はいつもなら絶対に言わないことを口走る。

「…あ、っ…あのね……」
「……ん?」
「そこも、いっぱい…触って欲しい」
「…わかった」

ならばその願い叶えてみせよう、そんな表情で梓ちゃんはまた笑って、私の乳首に軽くキスをした。

「…んっ、……」
「こうで良いの?」

私が答える前に梓ちゃんはまた乳首にキスをすると、更には唇に挟んだ。

「んん…っ…。憂…気持ち良い…?」
「あ…あ、…梓ちゃんっ……っ……」

胸の先端からくるくすぐったいのとは少し違う刺激に、もう為す術は無い。

「ゃっ、ぁあぁっ…」

赤ちゃんが母親のそれを吸うよりかは、というより猫がミルクを飲むときのように思える。乳輪を舌でぐるぐると舐め回し、乳首を唇で揉みこねて、歯で小さく噛んで、くいくいと引っ張ってみたりした。

「ん、ちゅ…………」

唇を離すと、更に硬くとがった乳首を見つめた。

「…こんなになるんだ……」
「あぁ…あ…あずさちゃ……っ」

暇を与えない。梓ちゃんはすかさず反対側の乳首にしゃぶりつき、さっきまでそうしていた逆側のすっかり硬くなった乳首の方は手で攻め続ける。
親指と人差し指の腹で押しつぶす様に。つまみ上げたり、爪を立ててみたり。

「ちゅっ…っ…んっ、憂……」
「あっ、…ああ……っ…はあ、…」
「憂、こっちも尖ってきたよ…?」
「…ふぁ、…っや…だ、…」
「…可愛い……」
「あ……あずさちゃん、やだぁ……」
「ごめん、可愛くてつい」

梓ちゃんの手が、私の太ももを這う。
梓ちゃんは催促するように指でなぞる。
“憂、ここも触りたい”。
私は頷いて、ゆっくりと足を開く。すると、梓ちゃんは手をスカートの中に潜らせると足の付け根へ滑らせ、優しい手付きで下着を取り払った。
そのまま股の間に移動した梓ちゃんは、そこに顔を近づけて、じっと見つめた。
梓ちゃんが息を呑んだその瞬間に私は恋人に大事な部分を晒け出してしまった事を自覚して、―――興奮、してしまう。

「………綺麗」
「あ、梓ちゃん…?」
「……綺麗だよ、憂………」
「綺麗って、そんな…変」
「憂に変になったんだよ。なんだか気分が良いんだ」

まるでギターを弾くような動きで、少し堅い梓ちゃんの指先が私の大事な部分の上で踊る。ぞくぞく。どきどき。背筋に何かが走るようだ。初めての感覚だった。
梓ちゃんの指先が濡れて、夕陽の光が反射していた。それも全て、溢れ出してくる自分の蜜のせいだ。自覚すると恥ずかしくて堪らない。

「ぁっ……」
「憂、」

耳たぶを優しく噛まれた。これも初めての事だった。舌先が、耳を侵蝕していく。梓ちゃんの興奮したような熱い息遣いが耳にかかって、更にゾクゾクした。

「ん、っぅ……っ」

耳に走る耐え難いぬるぬる湿った感触。
手で秘所を撫でながらも、梓ちゃんは一心不乱に私の耳を蝕んでいく。

「あ…、や、っ……ふあぁ、……!」

唇や舌の柔らかい触感が伝わるたびに、身体の芯がぐらぐらして、ピリピリとした電撃が走るようで。弾かれる度に喉の奥から声が漏れた。

「憂……ここもいい?」
「……え?」

言葉の意味が理解できず一瞬怯んだ。
気が付けば梓ちゃんは私の秘所の前に跪いていて、――――

「っ……っぅんん……っ!」

突然の強い刺激に、身体が突き動かされた。同時に全身を包みこむように強く激しい快感が広がる。

「やああっ! あ…あずさちゃ………っ、きたないよおっ……!」
「憂…、綺麗だよぉ…、…憂…」

譫言のように呟く梓ちゃんは私の反応に気を良くしたらしく、更に唇を寄せる。

「ちゅっ……憂っ、………んんっ」
「あ…、あっ、あ……! は、ぁぁ……ぅん…っ!」

しびれるような刺激に、私はただうわずった声を上げるしか出来ない。
梓ちゃんの舌先が入り口付近をぐるぐるなぞる、あるいは上の方の突起にキスをする度に強すぎる快感が私を襲い、訳が分からなくなる。とろとろと溢れる。
梓ちゃんは私の腰を抱え込むと、秘裂に鼻面を押し当て、ぢゅるる、なんて大きな音を立てながら思い切り啜り上げた。

「っ、あああ…っ! あ…、あずさちゃあっ! 音…、っ、立てちゃ…やだあああ……っ!」

身体がうまく動かない。手足の先の感覚はもう無くなっていた。力を入れたり出来ない。握りこぶしも作れなかった。
そして跳ね上がる腰は止まる術を知らない。身体の奥底が震え、全身の筋肉がぐぐっ、と収縮するようだ。

「ひっ……ん、っんぅ……、っ…はぁ、あ…はぁ……」

やっと離れた梓ちゃんの顔。梓ちゃんの口やあごはまるで赤ちゃんの涎のように私の愛液にまみれていた。

「あ、梓ちゃん…口の周り…っ、」
「……ん、ごめん」

ごしごし、と制服の袖で拭って、屈託のない表情で笑ってみせた。何故かさっきから何かある度に謝っているし、ここまで来ても変わらない彼女に、本当に大丈夫なのかと思った。
しかしその心配は全くの杞憂だったのだとすぐに思った。梓ちゃんの表情が真剣なものに変わったからだ。

「……憂、」
「…あ、梓ちゃん……はい……」

自分で両ひざを抱えて、梓ちゃんを迎え入れる体勢を作った。
恥ずかしいけれど、この中に梓ちゃんの指が入るんだ。割れ目に指を這わせて、左右に拡げてみせた。

「……お願い……」

自分の全てを差し出す覚悟だった。
今日で私は梓ちゃんのものになるんだ。…改めてそう思うと途端に心臓が高鳴り出した。

「…じゃあ、…………」

梓ちゃんは言うと私に覆い被さり軽くキスをした。私も背中に腕を回す。
いくよ、なんて言ってみても梓ちゃんの顔には不安の色が浮かんでいるように見える。口元を引き締めてそれを隠そうとしている彼女がいとおしくて堪らない。
落ち着かせるように頬を撫でると梓ちゃんはようやく決心して、人差し指と中指を唾液と愛液にまみれた秘裂にあてがい、ゆるゆると割れ目に沿って上下にラインを引くようになぞり出す。
くちゃり、と粘ついた音が響いた。

「痛かったら言うんだよ」
「…ん。わかった」

まだ自分自身のそれすら入った事の無い中に急にそんなものが入ったなら、きっととてつもなく痛いだろう。
それでも梓ちゃんに傷を付けられるということだと思えば、良い意味で一生忘れられない痛みになるに違いない。私は彼女の全てを迎え入れるつもりでいる。

「……っふぁ…………」

ぬぷ、という感触と共に、ひゅくひゅくとたわむ私の入り口に梓ちゃんの指が入ってくる。そのまま慎重に潜らせていく。
そしてあるところまで入ってきたところで、何かが梓ちゃんの指先に抵抗した。
じくり、と鈍い痛みを感じる。

「…憂…これ………」

それに気付いた梓ちゃんは心配そうに私を見た。
私は怖いと思う気持ちを隠しつつ、安心させるように笑い掛ける。

「…大丈夫だよ、梓ちゃん……」

梓ちゃんは心許ない表情を浮かべ、暫し逡巡した。
私はそれを見て、初めて独りで買い物に出掛けた、不安感と母親に対する喪失感を抱いた子供のようだと思った。

「憂、……」
「……大丈夫だから、お願い」
「――――うん、」

言うと梓ちゃんは強く頷いて、指に力を込めた。
ぐぐ、っと指が押し進められるのが全身で感じられた。

――――ぷつん。


「い……っ!」

梓ちゃんの指によって処女膜が拡張されるその瞬間、身体を真っ二つにするような鋭い痛みが私を襲った。
鋭い痛みはその一瞬だけで、後からはじくじくと蝕むような鈍い痛みが襲い掛かってくる。覚悟していたものの、想像以上の激痛だった。

「ごめん……憂、…ごめん…………」
「あ、…大丈夫……っ、…!」

梓ちゃんは涙目で私に謝る。ごめんね、ごめんね、と繰り返している。
梓ちゃんは優しいから、きっと私を傷つけているという事実に耐えられないのだろう。だから私は言った。

「本当に、大丈夫だよっ……」
「……だって、すごい痛そう…」
「わ、私は梓ちゃんのコートニーだもん、…っ、…私…つよいから、っ……!」
「……憂、…」

そして梓ちゃんは強く在ろうとした。ゆっくり指を進める。
…弦を押さえる為に固くなった大好きな指先が中を掻き分けるようにして、奥まで進んでくる。
目尻に溜まっていた涙はついに零れていく。私も梓ちゃんも泣いていた。

「もう少し……もう少しだよ……」

か細い声で繰り返すそれは私に語りかけるのではなく自分自身を安心させるために語りかけているようだった。
そしてついに梓ちゃんはそれをやり遂げ、ふうっと息を吐いた。
ようやく梓ちゃんの指の全てが、きっちりと私の膣内に収まった。

「……全部、入った………」
「…ん……」
「…痛くしてごめんね」
「ん………」
「……落ち着いた……? まだ痛い?」
「…だい、じょ、ぶ…だよ……」

いたわりの言葉をかけてくれる梓ちゃんに、私は痛みを堪えてまた笑いかけた。

「…っ……私、梓ちゃんのもの……」
「……うん…私のもの……」

梓ちゃんも優しく微笑み、汗をかいた私の頭を撫でる。私はその手を取った。

「…梓ちゃんも、頑張ったね。私のカートだもんね……」
「! うん……!」



「ゃ、ぁっ……、ひゃ、んぅっ……っ」
「憂、もう痛くない?」
「あぁっ! んっ、だいじょ、ぶ…っ、……!」

中に入った指を動かしながら、親指が震える突起を潰すようにして押さえつけてくる。さっきまで感じていた痛さなどすぐにどこかに消え失せてしまった。
堪らない心地好さ。凹凸の凹が私だとしたら、凹んだその部分を梓ちゃんに埋めて貰えたような、そんな感じだった。しがみついていなければどこかへ飛んでいってしまいそうだ。

「あ、…はぁっ、ずさちゃっ、ん、ぁっ……っぅん……っ!」
「憂、やばい……っ、可愛い……」

急速に、身体が限界に押し上げられていく感覚と共に視界がくらっとなって、霞んでいく。余裕の無い梓ちゃんの顔だけがクリアに映った。

「っぁ…、ん、ふあぁ……、っ…っ!」

肌にキスの感触。寒気にも似た何かが私の肌を粟立てた。

「憂…っ、ごめん…止まらない」
「は…あずさ、ちゃ……あぁぁ……!」

がくがく。身体の震えが止まらない。頭がおかしくなりそうだ。

「あ…、っ! …へんに…なっちゃう……っ!」
「変になっていいよ…?」

梓ちゃんが不敵に笑う。
初めて私に見せた表情。
どき、っと心臓が跳ねるのを私が感じている隙に、梓ちゃんは指先で奥を甘く引っ掻いた。
途端に、走る電撃。

「…ゃ、ぁあああぁ…っ!?」
「……憂、……」
「ああ、…ん! や…、やぁ…だ、…そこ、だ、めえ…!」
「本当にだめ…?」
「……や、ら…、…めぇ…んん、ん…っあ、んぁ…っ!」
「…憂、ずっと言いたかった事があるんだ……」
「っああ! …や、、なに……っ?」
「……“愛してる”、………」
「――――ふぇ……っ」

一瞬見えた梓ちゃんの優しい顔に、溶かされたように意識が白く染まった。

うい、かわいい、すきだよ、あいしてる。うい、うい。

……溢れんばかりの愛を伝える彼女の言葉に突き動かされて、身体の震えが、もう抑えられなかった。




―――気が付いた時には、もう太陽は沈んでしまっていた。
ソファーに寝そべったままの私。服は梓ちゃんが着せてくれたらしかった。
時刻は七時半を回っていた。もういい加減に学校を出なければいけない時間だ。
優しく聴こえてくるのは梓ちゃんのギターの音。
大好きな声が小さくメロディを辿る。それがとても心地よく感じた。
梓ちゃんが弾いていたのはいつか弾いてくれたニルヴァーナのそれ。初めて梓ちゃんがカートみたいだと思った時の曲。

“太陽の中に包まれて、僕はひとつになった。太陽の光の中で、僕は結婚した…”

“All apologies”…本当に曲名の通り、行為中は謝ってばかりいた梓ちゃんも、今は喜びをこうして音楽で表現していた。
そんな梓ちゃんを抱き締めたいなんて思って、ゆっくりと身体を起こすと、先程の行為の余韻が腰にきた。月一の頻度で感じるような、だるい鈍痛が走った。
思わず声を上げると梓ちゃんは私に気付いてギターを弾く手を止めた。

「……憂」
「…梓ちゃん」
「………」
「………ねえ」
「………なに?」
「続けて?」
「…っ、でも、もう帰らないと」
「……じゃあ、家に帰ってからなら、弾いてくれる?」

勿論、と梓ちゃんは笑って言った。



暗い夜道を並んで歩いた。いつもと違う道、梓ちゃんの家へ向かう道。

「私も憂や唯先輩みたいだったらよかった、って思ったことあるよ」
「……そうなの?」
「うん。…毎日楽しく時間を過ごしてて、周りのみんなも幸せな気分にして…」
「……梓ちゃん」
「でも、…ありがとう」
「……どういたしまして」

こちらこそありがとう、なんて言わなかった。梓ちゃんは私に受け入れて欲しい訳で、私からの感謝は求めていないように感じたからだ。心の中だけで私は呟く。
梓ちゃんがいなかったら私は毎日を楽しく過ごせないだろうから、梓ちゃん。ありがとう。……それでよかった。
私は梓ちゃんの手を取った。すぐに絡んできた指に喜びを覚えて、更に強く握り返す。これからもこの手は絶対に離さないし離れない。今日、ついさっき私は彼女の手によって名誉の痛みを与えられたのだから。
そう思うだけで誇らしくて仕方なくて、意味も無く胸を張りたくなった私は背筋をぴんと伸ばして歩いた。
私は梓ちゃんのものなんだよ、って誰かに自慢したいくらい。

「……梓ちゃんは私のカートだもんね」
「ん? 何か言った?」
「梓ちゃんが大好きだって言ったの」
「…嘘でしょ?」
「嘘じゃないよ。…早く聴きたいなあ、梓ちゃんの“All apologies”」
「さっきも聴いてたじゃん…」
「あ、あとね、I like you…っていうのも弾いて?」
「…良いけど……」

鼻唄でも歌いだしそうな勢いでご機嫌な私に訝しげな視線を送る隣の彼女に何度目か分からない微笑みをあげてから、空に浮かぶ満月を仰ぎ見た。




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